広島の2013

(その2)

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=補追= 芸北・原田邸のシダレ桜》  4月28日(日)

 

一週間前に今年の「広島の」シリーズに終止符を打ったところですが、

この日別件で旧芸北町を訪ねてみると、木束原への入口にある原田邸のシダレ桜が見頃を迎えていました。

他の一本桜とは花期が後にずれており、満開の姿に出逢うのはなかなかに実現出来なかったのですが、今年は幸運であったようです。

ここに追加の一編として掲載しておくことと致します。

 

 

 

 

臥龍山を背景にして咲く原田邸のシダレ桜

 

 

 

 

 

広島県で最も遅く咲く桜の一本であるのは間違いないところ!

 

 

 

 

 

原田邸の屋根と相性の良い枝

 

 



 

 

 

 

 

 

まだ枯葉色の周囲の山肌をバックに枝垂れる

 

 

 

 

 

一際威勢良く枝垂れる枝

 

 

 

 

 

全般には今年は花が少なめのよう、来年も綺麗に咲いて欲しいものです!

 

 

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《千鳥別尺のヤマザクラ》  4月22日(月)

 

前日にやっとの想いで芸北の一本桜を巡回したが、

その一方で千鳥別尺のヤマザクラが見頃を迎えたとの情報が入ってきた。

昨今の桜の咲く秩序はあるようでないようである。

それでも、今年の広島の桜の殿をこの桜に務めてもらうのは順当なところと言える。

広島県一の巨木と言われているこの樹は、同時に広島随一の桜の名木でもある。

やはり、広島の代表格のこの桜の満開の姿に逢うと心落ち着くところがある。

 

 

3月22日の広島でのソメイヨシノの開花の少し前から続けてきた広島の2013

ここ千鳥別尺のヤマザクラをもって終了させて頂くこととします。

殊の外早かった今年の開花のあとも暖かい天気が続き、沿岸部の桜はあれよあれよと言う間に満開になってしまいました。

各所の桜が一斉に満開となってしまって、県の東部などに出掛ける間も確保出来なかったのは残念でした。

花が県北へと移っていくと、思わぬ寒波の襲来があり、雪を被った桜の花の姿を何度かテレビや新聞で見ることとなりました。

桜たちにとって果たして過ごし易かった春であったかどうか疑問符が付く日々でした。

長い間多くの皆様にご覧頂き、また多くのご声援、数々の情報を頂き有り難うございました。

厚く御礼申し上げます!

 



 

 

 

 

 

 

青空の下、満開となった名木

 

 

 

 

 

 

千鳥地区を睥睨するかのように立つ

 

 



 

 

 

 

 

 

水仙と桜:県北らしい景観

 

 

 

 

 

山里に遅い春の訪れを告げる

 

 

 

 

 

孤高の桜

 

 

 

 

 

根元に祠が建つ

 

 

 

 

 

小さな花弁が潤沢につく

 

 

 

 

 

山里の春

 

 



 

 

 

 

 

 

風止み待ち

 

 

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《土橋のシダレ桜》  4月21日(日)

 

芸北の花巡りの殿は土橋のシダレ桜となった。

雲月山の麓の谷の奥にひっそりと咲く一本である。

今は訪れる人たちも少なく、静寂が支配する島根県境に近い谷間の里にある。

 

 

 

 

いじらしくも見事に咲いた孤高の桜

 

 

 

 

 

今年も花勢は良いようだ!

 

 

 

 

 

前面には畑と森が拡がる

 

 

 

 

 

ドーム状の先端が愛らしい

 

 



 

 

 

 

 

 

月と共に枝垂れる

 

 



 

 

 

 

 

 

土橋の静寂の中に・・・

 

 



 

 

 

 

 

 

地主さんの心遣いの花壇を前に

 

 

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《地久院のシダレ桜》  4月21日(日)

 

河野邸から地久院のシダレ桜へと足を延ばした。

雄鹿原地区の国道186号線の亀山交差点の近くにある、芸北の一本桜の代表格の名木である。

比較的集落の多い地区でもあり、交通の便も良いので桜の季節には大勢の観光客が訪れる。

この日はもうかなり太陽が西に傾いた時間であったが、やはり次から次へと観光の人波が途絶えることがなかった。

 

 

 

 

樹齢約420年のシダレ桜が1470年建立の古刹跡に立つ

 

 



 

 

 

 

 

 

今は小さな祠が樹の下に建つ

 

 



 

 

 

 

 

 

風格ある古木の面相

 

 

 

 

 

月に枝垂れて咲く

 

 



 

 

 

 

 

 

雄鹿原の清新な空に枝垂れる

 

 

 

 

 

最先端は花盛り

 

 



 

 

 

 

 

 

シルエットの中に枝垂れる

 

 

 

 

 

夕刻の光と共に

 

 

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《河野邸のソメイヨシノ》  4月21日(日)

 

橋山から大規模林道を走って臥龍山の南麓の谷間に咲く河野邸のソメイヨシノを訪ねた。

広島市街地に比べて1か月ほど遅いソメイヨシノであるが、もう盛りを過ぎてその花を散らし始めていた。

今は無人となった邸宅であるが、家の周囲は綺麗に整理掃除をされており、今は都会にいらっしゃるという所有者の心遣いが感じられた。

芸北の一本桜を巡る時には、必ず寄ってみたくなる桜のスポットである。

 

 

 

 

桜の花に包まれた河野邸

 

 



 

 

 

 

 

 

邸宅前の池に花弁を散りばめて散る桜

 

 

 

 

 

風が吹く度に花弁が散る

 

 



 

 

 

 

 

 

臥龍山の南麓の谷間に咲く

 

 

 

 

 

大規模林道沿いの河野邸前に咲く

 

 

 

 

 

散り始めていたソメイヨシノだが、まだまだ花勢が感じられた

 

 

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《橋山大歳神社のシダレ桜》  4月21日(日)

 

長沢のシダレ桜を後に県道11号線沿いの橋山集落にある大歳神社のシダレ桜へ向かった。

集落の皆様の手厚い手入れを受けた立派な桜がその境内に聳えている。

小さく精緻で白色に近い花弁が枝垂れるその姿は瀑布のようでもあり誠に美しい。

年々人気が上昇しているようで、今では訪ねると必ず同好の士にお会いする。

 

 

 

 

橋山大歳神社とその境内に咲くシダレ桜

 

 



 

 

 

 

 

 

前面の水を張った田圃越しにシダレ桜を見る

 

 

 

 

 

鳥居を洗うかのように枝垂れる

 

 

 

 

 

白く小粒で精緻な花弁の集合体が垂れる

 

 

 

 

 

雲の浮かぶ青空をバックに枝を広げる

 

 



 

 

 

 

 

 

滝を内側から見るかの如く枝垂れる

 

 



 

 

 

 

 

 

枝の一房一房にも魅了される

 

 

 

 

 

枝垂れたスクリーン越しに花木に囲まれた集落を見る

 

 



 

 

 

 

 

 

境内からシダレ桜越しに橋山集落を望む

 

 

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《長沢のシダレ桜》  4月21日(日)

 

石橋正光屋敷跡に次いで芸北の一本桜の雄である長沢(なごぞう)のシダレ桜を訪ねた。

直径18メートルほどのマウンドの上に立つ今年の桜は嫌に花弁が少なく痩せ細っているようであった。

昨年も随分と花弁が少ないと感じたが、今年はその比ではないより一層の寂しさであった。

根元の斜面など例年より広い範囲にロープを張って新たに根の保護をされているようであった。

樹齢400年と言われる貴重な古木である、何とか元気を回復して欲しいものである。

 

 

 

 

午後の晴れた細見の谷間に老樹が立つ

 

 

 

 

 

正面から見た花弁が少なく寂しげな長沢のシダレ桜

 

 

 

 

 

青空をバックにするとやや精彩が増した感じもするが・・・・!?

 

 

 

 

 

例年は白い帽子を被ったように真白く枝垂れる頂点なのだが・・・!

 

 



 

 

 

 

 

 

ご当主心尽くしの水仙の植え込みが古木を飾る

 

 

 

 

 

見る方向を変えると樹形が変わるのも魅力の樹である

 

 

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《石橋正光屋敷跡のシダレ桜》  4月21日(日)

 

この週末近くになって主だった芸北の一本桜が見頃を迎えたとの情報を頂いたが、

野暮用が引き続きあって仲々に出掛けることが叶わなかった。

時間の出来たこの日の午後に運良く天気が好転してくれたので急遽出掛けることとした。

午後からのお出掛け故に、恒例の芸北の桜の名木巡りではあるが、今年は駆け足の行脚となってしまった。

先ず訪れたのは、広島藩の名刀工・石橋正光屋敷跡のしだれ桜。

芸北の一本桜の中では例年最も早く咲く樹であるが、このところの冷え込みもあってかまだ満開の見頃のままでいてくれた。

 

 

 

 

 

田圃に囲まれた山裾にある史跡に一本のシダレ桜が咲く

 

 



 

 

 

 

 

 

シダレ桜らしくない形状をした樹ではある

 

 

 

 

 

雪を頂いた毛無山を仰ぐ棚田の一角に咲く

 

 



 

 

 

 

 

 

桜の樹の下に屋敷名を刻した石柱が建つ

 

 



 

 

 

 

 

 

午後になって晴れた空の下、ピンクの花弁が鮮やか

 

 

 

 

 

北広島町移原の集落を望む

 

 



 

 

 

 

 

 

周囲の山肌に映える

 

 

 

 

 

複雑ではあるが力強い枝振り

 

 

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《花のまわりみち 八重桜イン広島》  4月18日(木)

 

恒例の造幣局広島支局の「花のまわり道‐八重桜イン広島」が今年も416日(火)から開催されています。

23回目となる今年は例年になく早い花の季節に到来に昨年よりも3日早くの開催となっています。

それでも訪れたこの日の開花振りは例年になく咲き進んでおり、かなりの樹々が盛りを過ぎている感じでした。

今年は219本56種の桜が展示されているとのこと。

4月22日(月)までの毎日午前10時から午後8時の間開門されている。

お早目にお出掛けになられることをお奨めします。

 

 

 

 

平日ながら大勢の人達が入場されていた

 

 



 

 

 

 

 

 

八重桜の華やかな饗宴が魅力

 

 

 

 

 

どこにカメラを向けても絵になる感じ・・・

 

 

 

 

 

今年の花の「糸括」(いとくくり)

 

 

 

 

 

薄曇りの空の下でしたが、会場は花々で華やいでいました

 

 



 

 

 

 

 

 

子供達は「花より遊び」

 

 

 

 

 

ツアーバスも来訪して広島の春の風物詩として定着してきたようです

 

 

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《高野・金秀寺のシダレ桜》  4月13日(土)

 

円正寺の西隣にあるのが金秀寺で、ここにも一本の立派なシダレ桜がある。

庄原市のサイトによれば推定樹齢300年という古木である。

円正寺のシダレ桜群が競うように華麗に咲くのに対し、こちらは単独でやや赤味がかった花弁を楚々と開いている感じが心地良い。

この日の咲き具合は3分からやっとでも5分咲きといったところで、見頃まではまだ数日から一週間はかかろうと思われた。

 

 

 

 

山門前から金秀寺のシダレ桜を仰ぐ

 

 



 

 

 

 

 

 

数日前に積もった雪がまだ残る境内

 

 



 

 

 

 

 

 

満開時の華麗な枝垂れ振りをイメージ出来ようか・・・

 

 

 

 

 

やや赤味がかった花弁が可愛い

 

 



 

 

 

 

 

 

枝垂れた姿にはカメラを向けたくなる

 

 

 

 

 

午後の逆光の中に枝垂れる

 

 

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《高野・円正寺のシダレ桜》  4月13日(土)

 

備北を代表する桜の一つが円正寺のシダレ桜であろう。

山門を挟んで左右に樹齢約350年と言われるシダレ桜2本ある。これが所謂円正寺のシダレ桜である。

その他にも境内に数本のシダレ桜があり、ほぼ7分咲き程度であったが寺域を明るく彩っていた。

また寺の背後の丘の上にもエドヒガンの大木があり、こちらは6〜7分咲きでシダレ桜と共に高野の春を華々しく演出ししていた。

 

 

 

 

山門を中に左右に高く伸びて咲く円正寺のシダレ桜

 

 



 

 

 

 

 

 

向って左側のシダレ桜が7分咲き程度か!

 

 

 

 

 

向って右側のシダレ桜はまだ3分程度の咲き具合

 

 

 

 

 

豪快に枝垂れて咲く境内のシダレ桜

 

 

 

 

 

まるで精緻な蜘蛛の巣が張ったような枝垂れ振り!

 

 

 

 

 

晴天の下、瑞々しい桜の花が美しい

 

 

 

 

 

鐘楼から望む!

 

 

 

 

 

寺の背後の丘から境内のシダレ桜を俯瞰する

 

 

 

 

 

背面の丘に咲くエドヒガンの大木

 

 

 

 

 

午後の逆光の中に枝垂れる円正寺のシダレ桜

 

 

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《東城・小奴可の要害桜》  4月13日(土)

 

森湯谷から東城三本桜の二本目となる小奴可の要害桜を訪ねた。

こちらは地元の方々の評価では7分咲きとのことであったが、

日当たりの良い枝の部分は随分と開花しており見応え十分といったところであった。

昨年の出来が良くなかっただけに、今年はまずは良い出来と言っても間違いはなかろうと思う。

こちらは推定樹齢500年の古木、高さは17メートル程と低いものの、

目通り幹囲が5.7メートルとエドヒガンでは広島県で2番目の巨樹とのこと。

亀山城址の一角にあることから要害桜と呼ばれている。

 

 

 

 

小奴可の集落を見渡せる高台に立つ要害桜

 

 

 

 

 

周囲を1000メートルを超える山々に取り囲こまれている

 

 

 

 

 

猫山をバックに立つ

 

 

 

 

 

樹齢500年の幹越しに小奴可の集落を望む

 

 

 

 

 

七分咲きとは言え、今年は花弁も多く上々の出来

 

 



 

 

 

 

 

 

田植え準備の整った田圃に影を落とす

 

 

 

 

 

遠くにまだ雪を頂いた峰を望む

 

 

 

 

 

猫山とは指呼の間

 

 

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《東城・森湯谷のエドヒガン》  4月13日(土)

 

西城の町から東城へと車を走らせた。

今年から「東城三本さくら」と銘打ったキャンペーンが展開されている。

そのうちで他に先駆けて最初に満開の時を迎えた森湯谷のエドヒガンを先ず訪ねてみた。

他の二本のうち小奴可の要害桜はこの後に訪ねる予定で、

もうひとつの千鳥別尺のヤマザクラはまだつぼみの状態のようであった。

推定樹齢300年、目通り幹囲5.06mと言われており、エドヒガンでは広島県内で3番目の巨樹とのこと。

これだけ大きなエドヒガンは全国でも珍しいようである。

 

 

 

 

東城町森地区細谷の山裾に今年も見事に花を開いてくれました

 

 



 

 

 

 

 

 

今年の売りは「東城三本桜」、その初陣がここ森湯谷

 

 

 

 

 

高台の田圃からの姿も美しい

 

 



 

 

 

 

 

 

満開の時を迎えて家族連れの花見客も多い

 

 

 

 

 

杉林の緑と青空をバックに咲く

 

 

 

 

 

推定樹齢300年とは思えない樹勢である

 

 

 

 

 

平生は森と田園に囲まれた静かな環境である

 

 

 

 

 

このアングルの姿も捨て難い

 

 

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《西城・西城川河畔の桜並木》  4月13日(土)

 

西城の町で以前から気になっている桜があった。

蓮照寺の前を流れる西城川のその直ぐ下流部から河岸に沿って1キロメートル余りに亘って桜並木が続いており、

花が満開の時にはそれは華やかで西城の街を明るいものにしているのだった。

ここも今年はもう花を終えているだろうと考えていたが、何とそれが満開の見頃であった。

蓮照寺を出た後に右岸に沿って下手の国道に架かる橋まで歩き、帰路には左岸の歩道のない国道端を怖々歩いて戻った。

その道中には桜並木と清流西城川の渓流の織り成す清新なハーモニーを満喫することが出来た。

 

 

 

 

蓮照寺の下手から西城川右岸沿いに桜並木が続く

 

 



 

 

 

 

 

 

満開の桜並木の下には遊歩道が続く

 

 



 

 

 

 

 

 

桜に魅せられて散策中

 

 

 

 

 

桜の枝の下には清流が流れる

 

 

 

 

 

河岸に沿って1キロメートル余の桜並木が続く

 

 

 

 

 

満開の桜と渓流のコラボ!

 

 



 

 

 

 

 

 

山峡の春景色

 

 

 

 

 

渓谷の桜並木

 

 

 

 

 

渓流に桜並木という景観は珍しいのでなかろうか

 

 



 

 

 

 

 

 

地元の方々が桜を植樹した記念碑

 

 

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《西城・蓮照寺のしだれ桜》  4月13日(土)

 

瀬戸内沿岸の桜はもう青葉に変わりつつあり、広島の桜の舞台もいよいよ県北へと移ってきました。

調べてみると今週末の見所は専ら備北に集中しており、それらの見所を一気に回ろうと朝から車を備北へと走らせました。

東城の小奴可を目指して庄原から国道183号線を走り西城の街に掛かったところで、蓮照寺のしだれ桜が目に飛び込んできました。

実はこの桜の花期はもう終わってしまっているだろうと思っていたので意外な展開でした。

真正面に青葉が幾らか見えてはいたものの、大勢では見事な満開の状態でした。

小奴可の要害桜や森湯谷のエドヒガンなどが咲く頃には、例年この桜はもう終わっている筈なのですが、

何か今年の桜は咲き様は、経験則通りではありません。

でも、ちょっと儲けものを得た気持ちにもなりました。

 

ドーム状の形状はが特徴的なこの樹は、

当寺の案内では1880年頃に当時の住職が本堂の再建を記念して倉橋町の出身寺の親木から分植したとのこと。

130年余前からここにある古木であるようだ。

 

 

 

 

国道183号線を走っていると西城川の対岸にこの姿が現れる

 

 

 

 

 

樹の下に立つと満開の見事な枝垂れ振りだ!

 

 



 

 

 

 

 

 

圧倒的な迫力をも感じる枝垂れ振り

 

 

 

 

 

午前の逆光に純白のスクリーンの如く枝垂れる

 

 



 

 

 

 

 

 

真正面のこの枝垂れは気持ち良く芸術的でもある

 

 



 

 

 

 

 

 

泡立つように天空から枝垂れる

 

 



 

 

 

 

 

 

何よりもしだれ桜がこの寺を有名にしている

 

 

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《大朝・圓立寺のしだれ桜》  4月8日(月)

 

豊平から大朝へと車を走らせて圓立寺のしだれ桜を訪ねました。

昨年は枝先に幼葉が見え始めた頃に訪ねて是非共満開の頃にも見てみたいと願ったことを覚えていますが、

今年はピークをやや過ぎてはいるもののまだ何とか満開と言える頃合に訪ねることが出来ました。

樹齢約360年、幹の周囲2.7メートル、樹高約9メートルという堂々とした樹で、その幅広なドーム形は美しく優雅といえます。

来年はライトアップされた姿を見てみたいものである。

 

 

 

 

圓立寺の本堂の前庭に立つ優雅なドーム形のしだれ桜

 

 



 

 

 

 

 

 

圓立寺名物の背の高い松をバックにして枝垂れる!

 

 

 

 

 

樹齢360年の歴史を支える!

 

 

 

 

 

春の陽光を浴びて満開の咲きっぷり

 

 



 

 

 

 

 

 

親鸞聖人も見てござる!

 

 

 

 

 

マナーを守って、樹を護る

 

 

 

 

 

山門前から枝垂れ桜が望める

 

 

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《中原(小田掛)のしだれ桜》  4月8日(月)

 

前日までの悪天候から打って変わって好天に恵まれた休暇の月曜日、

北広島町豊平の中原(小田掛)のしだれ桜が満開を迎えているとの情報に出掛けてみた。

昨年来お世話になっているご当主が「今日が最高です!」という嬉しい言葉で出迎えてくれた。

前日は冷え込んで当地にも雪が降ったとのこと。

樹齢約65年の若い樹であるが、形が良くまた沢山の美しい花弁を付けて楽しませてくれる。

ご当主のご両親の結婚記念に植樹された樹とのこと!

今年も見事に咲いていてくれました。

 

 

 

 

庭先の緩斜面に立つ満開のしだれ桜

 

 



 

 

 

 

 

 

まるで滝の水が落下してるかのよう!

 

 

 

 

 

花のカーテン越しに龍頭山塊を仰ぎ見る

 

 

 

 

 

しだれた枝の先まで見事に花弁が付く

 

 

 

 

 

樹の天頂辺りは密な花々の集積で好ましい!

 

 

 

 

 

枝l越しに秀峰・龍頭山を望む

 

 

 

 

 

ご当主が樹下でお花畑の整備をされていた:

 

 

 

 

 

順光で見ると、また素晴らしい!

 

 

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《早くも満開の報〜与一野のしだれ桜》  4月5日(金)

 

今年も友人から与一野の枝垂れ桜が早くも満開との連絡を貰っていたので、

土師ダムから千代田ICへ出て中国道を戸河内ICまで走って安芸太田町寺領にあるこの桜を訪ねることとした。

4月の初めにこの桜が満開になるのは珍しいことである。

いずこも同じように花が早いようで、いつも千鳥別尺の情報をくれる友人からの連絡では東城の街中の桜も満開とのこと!

地元の人達は「寺領のさくら」と呼ぶこのしだれ桜、

朝から好天に恵まれていたのであるが、寺領に着く頃には残念ながら灰色の雲に覆われてしまった。

 

 

 

 

樹高12メートル程の形の良い桜が草原のマウンドに立つ

 

 



 

 

 

 

 

 

今年は花期が早く田圃にまだ水が張られていない

 

 

 

 

 

果報は座って待て!〜シャッターチャンスの日没を待つ写真家集団

 

 

 

 

 

ちょうど満開の桜。バックに青空が欲しいところ!

 

 

 

 

 

周囲には山里にも春がやって来たことを知らせる花々が咲いていた

 

 

 

 

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