広島の桜2014
(その2)
《長らくご覧頂きありがとうございました、芸北・原田邸のしだれ桜でお別れです 北広島町》 4月30日(水)
3月25日(火)の開花宣言と共に始めた「広島の桜2014」も、
ここ北広島町木束原の原田邸のしだれ桜をもって終了させて頂くこととします。
原田邸のしだれ桜は、この日天候にも恵まれず、また時期的にもやや遅くなってしまって
シリーズの最後を飾るにはやや寂しいものになってしまった感があります。
それでも、この桜は広島県で最も遅く咲く桜のひとつで、とても貴重なものです。
今年は大きな枝が折れて落ちてしまって、形が変わってしまいましたが、
来年からもまた広島の桜の殿を務める樹として元気に育って欲しいと思います。
今年もまた長い間多くの皆様にご覧頂き、また多くのご声援、数々の情報を頂き有り難うございました。
厚く御礼申し上げます!
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雲に隠れた臥龍山を背景にした原田邸のしだれ桜 |
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盛りの時を過ぎて枝垂れ様はやや寂しげ |
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曇天の下で色合い冴えず残念! |
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紅い瓦に華麗に枝垂れる枝であったのだが・・・・ |
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大きな枝が折れてしまって、枝振りが小さくなってしまったようだ |
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広島県の最奥の地に咲く桜である |
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《千鳥別尺のヤマザクラ 庄原市東城町》 4月24日(木)
芸北の主だった桜が見頃となったが、
広島県を代表する庄原市東城町の千鳥別尺のヤマザクラが少し遅れ気味のようであった。
今週末から予定が詰まってしまったので、この日やや早いことは承知の上で千鳥別尺を訪ねることとした。
現地に着いて驚いたことには、青空の下でこの県下一の名木が満開の時を迎えていた。
この樹は天気次第では僅か一日で満開になることを幾度か繰り返してきたことを思い出した。
結果的に甚だタイムリーで幸運な訪問となった。
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東城の高い空の下で満開の時を迎えた名木 |
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別尺の集落を見渡す棚田で咲く |
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胸高幹囲4.6m、高さ約27m、枝張り:南北22.2m・東西21.2mの巨樹である |
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小さめの花弁が潤沢につく |
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天頂までビッシリと花弁がつく |
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山里を将に春色に染める樹である |
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根回り周囲6.70mの根元に荒神さんを祀る祠がある |
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桜、梨、梅などの花が一斉に咲く |
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水を張った田んぼに影を落とす |
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山里に春の訪れ |
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《土橋のしだれ桜 北広島町》 4月23日(水)
地久院から雲月山の麓の土橋に立つ枝垂れの一本桜を訪ねた。
最近では訪ねる人も少なくなった桜である、この日は夕刻にも拘わらず後から2組の人達がやって来られた。
静寂な谷間がたまに賑わうのも悪くはない.。
この孤高のしだれ桜のお陰である。
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谷間の奥で今年も見事に咲いてくれた孤高の桜 |
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青空をバックに見事に咲き誇る! |
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森と畑に囲まれた民家の庭に立つ |
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純白の花々が枝垂れる様は優雅そのもの! |
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前面に畑と森を配した一人舞台に立つ |
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夕暮れの斜光の中に妖しくも輝く |
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なかなかに強い花勢が感じられる天頂部 |
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《地久院のしだれ桜 北広島町》 4月23日(水)
河野邸から男鹿原の地久院へと更に足を延ばした。
時刻は午後4時を回り西に傾いた太陽が大分眩しくなってきていた。
まだ5分咲きくらいかと思っていた地久院のしだれ桜も暖かい日々に急速に花を開いてもう見頃を迎えていた。
芸北を代表する桜の古木であるだけに、平日の午後遅くというのに次から次へと花見の人達がやって来ていた。
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樹齢約420年の古木がほぼ満開の時を迎えていた |
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先端部は将に花盛り! |
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逆光の中にも白く枝垂れる |
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大きく優雅に枝垂れる! |
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違った向きから仰いでもなかなかの咲きっぷり! |
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小さな祠を覆うように咲く |
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風格のある古木である |
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1470年建立の古刹の跡に立つ |
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《河野邸のソメイヨシノ 北広島町》 4月23日(水)
橋山から緑資源大規模林道に出て、臥龍山の南麓の河野邸へと赴いた。
河野邸が留守宅となってもう随分と長くなったが、
訪ねてみると大規模林道沿いの桜の植え込みに重機が入って整地しており、
邸宅の中も何か改装に取り掛かっているようであった。
詳細を聞く雰囲気ではなかったが、何か変化が生じているのは間違いなかった。
作業準備をされている方に声を懸けて今満開の時を迎えているソメイヨシノの桜を拝見させてもらった。
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大規模林道沿いの河野邸前の桜は今満開だ! |
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今年の咲きっぷりは極めて良好! |
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赤瓦の河野邸越しに後背の丘の上に咲く満開の桜を仰ぐ |
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邸宅の背後の丘の上に上がってみた |
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丘の上から桜に彩られた河野邸を望む |
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大規模林道沿いの植え込みを重機が整地中 |
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最近にない素晴らしい咲き具合と言える |
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広島市街地から1か月近く遅れて満開の時を迎えた |
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内部の改装も進んでいる河野邸 |
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物置の背後からも満開の桜が覗く |
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《橋山大歳神社のしだれ桜 北広島町》 4月23日(水)
細見から緑資源大規模林道、県道11号線を採って橋山集落へと車を走らせた。
集落の外れにある大歳神社によく手入れされたしだれ桜が満開の時を迎えていた。
白色に近い花弁が緻密の付いた桜で、その咲き様はまるで滝の水が落花しているようである。
訪れてみると2組の同好の士が既におられ、次々に後続の方々もやって来られた。
益々人気が上昇中の桜である。
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橋山大歳神社社殿前に咲くしだれ桜 |
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ソメイヨシノと共に咲き誇るしだれ桜 |
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青葉も目立っては来たが、まだ美し枝垂れる |
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大歳神社境内から逆光で望む |
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白く小粒の花弁が緻密に集合している感じである |
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周囲のソメイヨシノも満開、橋山は春爛漫! |
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大歳神社の社殿越しにしだれ桜を見る |
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境内からシダレ桜越しに橋山集落を望む |
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《長沢のしだれ桜 北広島町》 4月23日(水)
石橋正光屋敷跡のしだれ桜を見ただけで帰る予定であったが、
その他の芸北の桜たちももう咲いているというので、駆け足で回ってみることとした。
先ずは長沢のしだれ桜を訪ねた。
昨年急に樹勢が衰えて心配したが、今年は回復していて欲しいと思いつつ訪ねてみると、
昨年と同様に元気のない姿でマウンドの上に立っていた。
ふさふさと枝垂れる様と樹自体の美しさが評判であったが、今はそれらを見る影もない。
樹齢400年の名木である、ここ何年かの間に何とか回復してもらいたいものだ。
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細見の谷間のマウンドに立つ美形の老樹である |
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正面から見ると花弁が少なく寂しげな表情 |
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反対側の田んぼの畦から見上げてみた |
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西側から見た枝には花弁が多いようだ! |
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西側と中央部分の幹から出た枝には昨年より多い花弁が付いているようだ! |
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《石橋正光屋敷跡のしだれ桜 北広島町》 4月23日(水)
今年は備北の桜に比べて芸北の桜の開花が随分と遅れていた。
それでも例年芸北で最も早く咲く石橋正光屋敷跡のしだれ桜がやっと見頃を迎えたというのでこの日の午後に出掛けてみた。
訪れてみるとピンク色をした花弁をたわわに付けて北広島町移原の棚田の丘の上に見事に咲いていてくれた。
3日程前が花のピークであったとのことで一部の枝に青葉が目立ち始めてはいたが、まだまだ満開と言っても良い状態であった。
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大暮毛無山を仰ぎ見る移原の棚田の一角に咲く |
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石垣で囲まれた元広島藩の刀工石橋正光の屋敷跡に堂々と立つ |
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今年は花弁も沢山付いて上々の出来のよう! |
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屋敷内で逆光の中の桜を見上げる |
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桜の樹の下に屋敷名を刻した石柱が建つ |
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逆光に透き通る花弁 |
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青空の下小さな花弁が輝く |
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周囲の田んぼや畑は間もなく農繁期を迎える |
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田んぼに囲まれた史跡に咲く |
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《小奴可の要害桜再訪 庄原市東城町》 4月19日(土)
高野から東城に足を延ばして、つい4日前に訪ねた要害桜を再訪した。
4日前には3〜4分咲きであったが、この週末に見頃を迎えていた。
ただ高野ではまだ晴れていた空が、東城に着く頃にはすっかり曇天となってしまった。
青空にくっきりと抜ける要害桜をイメージしていたが、全く違ったことになってしまった。
曇天ほど桜に合わない天気はない。
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すっかりと蕾も開いて満開に近い要害桜 |
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ご近所の方々が足元近くで花見の宴を始められた |
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猫山のシルエットを入れた要害桜が大好きだ! |
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樹齢500年の風格漂う根元 |
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今、満開の時!! |
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山里の風に揺れる |
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老樹を支える |
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《金秀寺のしだれ桜 庄原市高野町》 4月19日(土)
円正寺の西隣に金秀寺はある。
やや狭い境内に一本のしだれ桜があって、円正寺の桜に比べるとやや赤味がかった花弁を付けている。
これも推定樹齢約300年という古木という。
お寺の方のお話では訪ねたこの日に満開を迎えたと言う。
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山門下から金秀寺のしだれ桜を仰ぎ見る |
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満開の時を迎え多くの花見客が訪れる |
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華麗に枝垂れる! |
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上空には鱗雲が・・・ |
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赤瓦の本堂とハーモライズして枝垂れる |
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境内を覆って枝垂れる |
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この枝垂れ具合にはカメラを向けたくなる |
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境内から塀を越えて外に豪快に枝垂れる |
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《円正寺のしだれ桜 庄原市高野町》 4月19日(土)
備北を代表する桜が高野町の円正寺のしだれ桜であろう。
今年も見頃を迎えたというので長駆して訪ねてみた。
とは言え昨年開通した松江道路のお陰で高野町も少し近くなった感じがする。
山門を挟んで樹齢約350年のしだれ桜が対峙するが、山門の右側の樹の花弁が今年は少ない感じであった。
寺の背後に回ると丘の上に立つエドヒガンも見事に咲いていた。
ここはまた境内のしだれ桜を俯瞰するにも最適な所でもある。
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円正寺山門の左右に高く伸びる枝垂れ桜の古木 |
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高野の街全体を桜色に染めるほどに豪勢に咲く |
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逆光の眩しさに負けずに枝垂れ輝く |
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鐘楼から満開の桜を望む |
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境内全体を精緻な枝が覆う |
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後背の丘の上に立つエドヒガンの大木 |
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エドヒガンも満開に近い |
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丘の上に佇む花見客 |
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甍の向こうに境内に咲くしだれ桜を望む |
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エドヒガンの上空を微細な鱗雲が覆う |
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《花のまわりみち 八重桜イン広島 広島市》 4月17日(木)
恒例の造幣局広島支局の「花のまわりみち
八重桜イン広島」が4月16日(水)から開催されている。
第24回となる今年は57品種218本の桜が展示されているとのこと。
開会2日目に好天に誘われて訪ねてみました。
平日なのでゆっくりと鑑賞出来るのではと勝手に予想して訪ねてみると、
会場は驚くほどに数多の人で溢れていた。
この日の来場者は17,264人で桜同様に人出も満開といったところのよう。
4月22日(火)まで毎日午前10時から午後8時までの間開門されているとのこと。
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思いの外沢山の来場者に驚いてしまった |
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新鮮な花々が満開状態 |
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華やかな八重桜の饗宴が魅力 |
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今年の花は「花笠」 |
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華やかな雰囲気に満ちています |
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ツアーバスも来て、すっかり年中行事に! |
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タンポポもここでは華やか! |
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派手な色の花にも、地味な色の花にもそれぞれに魅力が! |
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広い園内を幾度回っても飽きない美しさ |
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《蓮照寺のしだれ桜 庄原市西城町》 4月15日(火)
東城で森湯谷と小奴可の一本桜を見た後で庄原へと在来道で向った。
その途中の西城で蓮照寺に寄ってみると、もうすっかり青葉となっていると思っていたしだれ桜が、
正面から見ると半ば散った状態ながらも、
背面から見るとどっこい西に傾いた西日の日陰の中でまだ観賞に耐え得る程に花が残っていた。
ここでも、足早にこの日の咲き様を写真に納めておいた。
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背面から見上げるとまだ新鮮な花弁が多く残っていた |
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平面(西側)に枝垂れる花弁はまだ元気! |
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青葉が目立つもののまだ枝垂れの原型を保つ! |
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背面(西側)のドームはまだ観賞に耐え得るレベル |
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泡立つように枝垂れる様はまだ若々しい |
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目一杯に咲き膨らんだ花弁たち |
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今年も楽しませて頂きました |
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《小奴可の要害桜 庄原市東城町》 4月15日(火)
森湯谷のエドヒガンに立ち寄ったので東城三本桜の更にもう一本の要害桜にも寄ってみた。
公称では5分咲きということであったが、ザッと見た感じでは3〜4分咲きと言った方が適切な感じであった。
改めて来てみなければならないと思いつつも駆け足で一応の写真を撮っておいた。
こちらは推定樹齢500年の古木、高さは17メートル程と低いものの、
目通り幹囲が5.7メートルとエドヒガンでは広島県で2番目の巨樹とのこと。
亀山城址の一角にあることから要害桜と呼ばれている。
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田植え準備の整った田んぼに影を落とす |
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小奴可の集落を見下ろす亀山城址の高台に立つ |
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南側の高枝の咲き具合は良好で将に5分咲き程か! |
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逆光の中に白く輝く花弁群 |
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亀山城址の丘から見下ろす |
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北(右)側の高枝はまだ殆んどが咲き始め |
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猫山のシルエットを入れてみた |
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西に傾いた陽光を浴びる要害桜 |
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《森湯谷のエドヒガン 庄原市東城町》 4月15日(火)
岡山遠征からの帰路、中国道大佐サービスエリアで東城の森湯谷のエドヒガンが満開との情報を得た。
つい東城の桜はもう少し先と思い込んで情報収集をしていなかった虚を突かれた感じであった。
急遽、東城インターチェンジで下りて森湯谷を訪ねた。
もう太陽も大きく西に傾いた時間であったが、西日の中でエドヒガンの古木は見事に満開に咲き誇っていた。
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推定樹齢300年の古木が今年も見事に咲いてくれました |
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東城町森地区細谷の景観の中に抜きん出て咲き誇っています |
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胸高幹囲5.06メートルの巨木 |
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杉林とコラボするように咲く姿もこの樹の魅力です |
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森地区を睥睨するかの如く枝垂れています |
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水を張った田んぼに姿を落とす |
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逆光の中で見る姿はより勇ましい |
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《県外遠征:三休公園 岡山県美咲町》 4月15日(火)
岩井畝の大桜を後にしてから落合の街を経由して旭川沿いに南下して久米郡美咲町の三休(みやすみ)公園を訪ねた。
旭川を堰きとめた旭川湖を見下ろす標高270メートルの三休山の山肌に広大な公園が拓かれ、
園内には5,000本のソメイヨシノや10,000本のミツバツツジが植樹されており、
岡山県では花見の隠れ家的なスポットとして位置付けされているようだ。
桜便りには「満開」と表示されていたが、前夜に嵐が吹いて一夜にして半ば散り果て状態になったとのことで些か残念な訪問となった。
それでも折から満開の時を迎えたミツバツツジが落花した桜を補ってくれて
園内を明るく、晴れやかに輝かせてくれた感じであった。
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一夜にして桜が散った園内にミツバツツジが眩く咲く |
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ソメイヨシノが散った後を追ってヤマザクラが咲く |
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園内から旭川湖を見下ろす |
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桜とミツバツツジで彩られた園内の斜面 |
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桜の終盤にはミツバツツジとの競演が見られるという |
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桜とミツバツツジのコラボの一端か! |
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前日までは桜の白とミツバツツジのピンクの対比がもっと鮮明であった筈 |
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ソメイヨシノとミツバツツジの競演の名残り |
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まだ十分に楽しめる咲き具合! |
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《県外遠征:岩井畝の大桜 岡山県真庭市》 4月15日(火)
醍醐桜から4キロメートルほど離れたところに岩井畝(うね)の大桜と呼ばれる名木がある。
いつか訪ねてみたいと思っていたが、醍醐桜とのセットとなり、醍醐桜の混雑で精根が尽きてなかなかそこまで足を延ばせないでいた。
ところが今回は醍醐桜も平静で、その後で素直に岩井畝まで足を延ばすことが出来た。
開けた斜面に立つ推定樹齢800年のアズマヒガンの老樹で、
目通り周囲5.5メートル、高さ14.0メートル、枝張り南北が23.0メートルという。
平家の落武者が京都から苗を携え植えたとの伝説もあるという。
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谷間の開けた斜面に立つ岩井畝の大桜 |
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主幹が枯損して樹高はそれ程高くはない |
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足元には弘法大師を祀った祠があった |
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背後の丘の上から俯瞰してみた |
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老樹とは思えないほど樹勢は強いようだ! |
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並んでヤブツバキの巨樹があった |
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白く純な花弁が美しい |
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泡雪のような咲きっぷり! |
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民家の庭先から仰ぎ見る |
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鄙びた感じの環境がまた素晴らしい |
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《県外遠征:醍醐桜 岡山県真庭市》 4月15日(火)
岡山県の桜情報を見ていると、天下の名木・醍醐桜が2週間近くに亘って「満開」の表示が続いている。
・・・ならばと、時間が取れたこの日出掛けてみることとした。
7年振りに醍醐桜に会えることを楽しみにしつつ中国道を馳せた。
例年混雑する所であるが、この日は意外に静かで山上まで車で行くことが出来た。
樹齢約1,000年のアズマヒガンの花はまだ散ることもなく、
最後のエネルギーを消費しつつも咲き誇っていた。
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吉念寺の集落から見上げた醍醐桜 |
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醍醐桜の足元を周回する |
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四方に10メートル枝を広げる |
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樹齢約1,000年の老木に咲く |
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天頂はまだまだ勢いが感じられる |
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この日は静かに醍醐桜とご対面が出来た |
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吉念寺の集落から丘の上にある醍醐桜を仰ぎ見る |
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親子で丘の上に立つ醍醐桜、右側は醍醐桜二世 |
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吉念寺集落の庭先から醍醐桜を仰ぐ |
Hさんから花の苗を頂戴した |
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《圓立寺のしだれ桜 北広島町大朝》 4月14日(月)
豊平から大朝に足を延ばして圓立寺のしだれ桜を訪ねた。
中原のしだれ桜より花期が少し早い樹なので、もうかなり散っているだろうと思っていたが、
何と散り始めたばかりで、まだ見頃と言える素晴らしい咲き振りであった。
樹齢約360年、幹の周囲2.7メートル、樹高約9メートルという姿は実に優雅で堂々としている。
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圓立寺本堂の前庭に咲くドーム状の優雅なしだれ桜 |
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桜越しに大朝の里を望む |
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散り始め頃の桜も美しい |
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逆光に輝くしだれた枝 |
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まだしっかりとした花弁 |
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本堂に向けて枝垂れる |
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山門脇から見たしだれ桜 |
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山門下から仰ぎ見たしだれ桜 |
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《中原(小田掛)のしだれ桜 北広島町豊平》 4月14日(月)
前日に強い雨が降ったので中原のシダレ桜の見頃を失してしまったかと危惧しながらも訪ねてみた。
ご当主は外出中でご不在であったが、ご母堂様が留守中の桜守をされており、「今日が満開の見頃です」と迎えてくれた。
このシダレ桜はご母堂様とご主人の結婚記念に65年前に植樹されたという。
シダレ桜としては若い樹であるが、形が良く沢山の美しい花弁を付けることから
今や旧豊平町を代表する桜として人気を博している。
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庭先の緩斜面に立つ満開のシダレ桜 |
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花弁が密に集積した天頂辺り |
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枝垂れる姿も優雅そのもの! |
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生花の簾 |
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秀峰・龍頭山を仰ぐ風光明媚な地に咲いている |
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まるで落下する滝の水のよう! |
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見事! |
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今日はお元気に桜守! |
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次から次に訪問者が続いた |
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《与一野のシダレ桜 安芸大田町》 4月10日(木)
土師ダムのソメイヨシノとほぼ同じ頃に満開となるのが、安芸大田町の与一野のシダレザクラである。
友人からももう満開のようだとの連絡をもらったので出掛けてみた。
中国道戸河内インターチェンジ辺りのソメイヨシノはもう散り始めていたが、
そこから奥に入って寺領の集落に達すると、目的の与一野のシダレザクラが丘の上でちょうど満開であった。
平日ではあったが、地元の方々が有り難くも車の整理や来訪者の接待、地元物品の販売などをされていた。
我々もルールを守りながら、この美しい桜の観賞をさせてもらわねば・・・と、改まって思った次第。
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のどかな安芸大田町寺領集落の高台に咲くシダレ桜 |
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草地のマウンドの上に立つ樹高12メートル程の形の良い桜である |
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森閑とした空間に美しくも見事に枝垂れています |
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頂上部は勢いのある枝振りです |
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周囲の畦の法面には心配りのデコレーションが! |
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谷間の集落を見下ろす位置で咲いています |
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下の集落から見上げてみました |
地元の心遣いの案山子越しに桜を見上げる |
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《土師ダム・八千代湖 安芸高田市》 4月9日(水)
山陽路のソメイヨシノもピークアウトして、今年の桜もいよいよ県北へ重点が移ることとなった。
新聞報道等によれば、県央部の土師ダムや三次市の尾関山がもう満開を迎えそうとのこと。
この日これらの地域を広く回ってみる余裕がなかったので、取り敢えず土師ダムの八千代湖を訪ねてみることとした。
平日なれど好天に恵まれた一日で、満開の八千代湖畔には数多の花見客が押し寄せていた。
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八千代湖畔に6,000本のソメイヨシノが満開! |
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桜のカーテン越しに噴水の上がる湖面を見渡す |
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約20qに及ぶ湖畔に桜のベルトが延びる |
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湖畔のサイクリング道路に沿って桜並木が続く |
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のどごえ公園を中心に花見客が集う |
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好天の下、盛り上がる花見客 |
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こんな休日も良いものだ・・・! |
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麗らかな春の一日 |
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湖畔の東屋は絶好の花見の拠点 |
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一際豪勢に咲くソメイヨシノ |
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《音戸の瀬戸 呉市》 4月8日(火)
野呂山からの帰りに音戸の瀬戸を訪ねてみました。
新聞報道では「散り始め」とのことでしたが、半ば散った樹も多く、
遂に瀬戸内海沿岸部の桜は終わってしまったかと納得した。
以下では、まだ元気そうな桜の写真をご覧に入れます。
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音戸大橋を望む公園内の桜は「散り始め」 |
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休山へと続くドラウイブウェイ沿いの桜 |
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第二音戸大橋へ松山行きの高速艇が接近中! |
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安芸灘側の桜越しに行き交う船を眺める |
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第二音戸大橋を松山からのフェリーボート通過中 |
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《野呂山 呉市》 4月8日(火)
灰ヶ峰から野呂山へと足を延ばした。
標高839メートルの野呂山には麓の川尻の街から山頂までさざなみスカイラインが通じている。
桜前線はこのスカイラインに沿って1か月足らずの日時をかけて上って行く。
広島の桜の開花の頃から県北の桜が咲く頃までここではずっと桜を楽しめる。
この日は標高300メートル程の地点にあるヘアピンカーブ辺りの桜が満開であった。
好天の下、路傍でランチを食し、暫し満開の桜並木の下を散策してみた。
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さざなみスカイラインに建つ国立公園の標識 |
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野呂山を駆け登る桜前線はこの日標高300メートル辺りにあった |
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ヘアピンカーブに沿った桜は今が満開! |
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路傍の空地に車を停めて花見を決め込むドライバーも多い |
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さざなみスカイラインは山頂まで延びる |
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ソメイヨシノに交じってヤマザクラも咲く |
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ヘヤピンカーブの桜並木を俯瞰する |
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桜色の世界を疾走する |
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春の風を切って走る |
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将に桜ロード |
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《灰ヶ峰再訪 呉市》 4月8日(火)
4月2日(水)に灰ヶ峰を訪ねてから約1週間が経ったので、ヤマザクラももうかなり咲き進んだであろうと再び訪ねてみた。
咲き始めの清新な桜も良いものだが、やはりヤマザクラは山肌を七色の染める頃が最も美しい。
その色の魔術のような山肌を期待して訪ねた灰ヶ峰であったが、
かなり咲き進んで見頃の景観を呈していたが、七色までにはまだ道半ばといったところであった。
概して今年の灰ヶ峰のヤマザクラの開花スピードは遅いようで、特に山肌を絶妙の色合いに染める八重のサクラの開花が随分と遅れているようだ。
その八重のサクラが咲き揃うまで灰ヶ峰はまだまだ楽しめるようだ。
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満開のヤマザクラを透かして休山を望む |
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灰ヶ峰の山肌を埋めるヤマザクラ |
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今年の桜は遅いというが、かなり咲き進んできたようだ! |
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華やかさを増すドライブウェイ沿いのヤマザクラ |
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呉市街地を俯瞰する |
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ちょっと登山道から下ってドライブウェイ沿いの桜を仰ぎ見る |
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ヤマザクラの白と杉の緑のコラボがまた美しい |
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山肌を覆うサクラの花の面積が日々増しているようだ |
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咲き始めた桜の園から山肌を見上げる |
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やっと咲き始めた八重の桜、これから山肌が七色に変化するのが楽しみだ |
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