広島の桜2016
《原田邸のしだれ桜・広島県北広島町木束原》 4月23日(土)
東城の千鳥別尺を訪ねた足で北広島町の一本桜も訪ねてみることにしました。
広島県の北部を東から西に横断する形になりましたが、
県北一帯に青森県の桜と同時期に咲く桜があるのも広島の桜の特色の一つと言えましょう。
しかし、千鳥別尺のヤマザクラをもう葉桜寸前にまでした今年の天候は北広島町でも同様で名立たる一本桜はほぼ葉桜になろうとしていました。
そんな中、本広島の桜シリーズで度々広島で最も遅く咲く桜としてご紹介してきた木束原の原田邸のしだれ桜だけがまだ健在でした。
今年はこの原田邸のしだれ桜で「広島の桜2016」を締め括らせて戴きます。
今年は自由が利かず例年のように多くの桜を紹介出来ませんでしたが、
それでも沢山の皆様にご覧頂き、また多くのご声援、数々の情報を頂き有り難うございました。
厚く御礼申し上げます!
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島根県境に近い木束原の民家の庭先に立つ |
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降り始めた雨に煙る臥龍山をバックにして咲く |
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北広島町の西の端、冬は厳しい寒さとなる土地柄で春の訪れは随分と遅い |
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広島県の最奥の地に咲く桜である |
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今年はよくぞまだ咲き残っていてくれたと感動した咲きっぷり! |
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周囲の杉の樹とのコラボも山里の桜らしい |
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◆◆◆ 遅きに失した芸北の桜たち ◆◆◆
付録として、葉桜寸前となっていた芸北の桜たちをア・ラ・カルト風にご紹介します。
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【石橋正光屋敷跡のしだれ桜】 もうすっかり青葉が出ていました |
静かになった石橋正光屋敷跡に出て来たニホンアナグマ |
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【長沢のしだれ桜】樹齢400年、衰えていた樹勢を取り戻している |
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地元の方々であろう、樹下で花見の宴 |
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【地久院のしだれ桜】樹齢420年ほど、芸北を代表するしだれ桜 |
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花弁が残った枝もあった! |
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【土橋のしだれ桜】雲月山の麓の森と畑の中に立つ孤高の桜 |
霧ヶ谷湿原に咲くヤマザクラとコブシ |
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《千鳥別尺のヤマザクラはもう葉桜・広島県庄原市東城町》 4月23日(土)
週末しか広島に戻れない今年の春、広島の桜の花は今年も早めに咲き進み、
例年であれば、広島の桜の最後を飾る千鳥別尺のヤマザクラがこの頃から見頃を迎えるのですが、
ネットで見る情報では今年は既に満開の時を過ぎた模様でした。
それでも最後の花は見れるのではなかろうかと願いつつ出掛けてみると、
例年の真っ白い花に包まれた巨木の姿はなく、既に葉桜寸前となっていました。
広島の桜の最後を飾るこの樹の花が散れば、もう今年の広島の桜はお終いの時を迎えます。
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今年は葉桜姿で迎えてくれました |
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千鳥の集落に桜の季節の終焉を知らせているようです |
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萌え始めた葉と残った花が混在しています |
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葉桜にスモモの白い花が彩りを与えています |
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樹の高みはもう完全に葉桜のようです |
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かくして今年の桜の季節も終りとなりました! |
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千鳥もこれから田植えの時期を迎えます! |
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名残りを惜しみつつ・・・・ |
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《花のまわりみち 八重桜in広島・広島市佐伯区》 4月17日(日)
4月13日(水)から造幣局広島支局で「花のまわりみち 八重桜イン広島」が開催されており出掛けました。
「桜の通り抜け」で有名な大阪造幣局から移植されてきた桜を平成3年から公開を始め、今年で第26回目となるとのことです。
今では広島の春の風物詩のひとつとなっていると言ってもいいでしょう。
開会直後には訪ねたかったのですが、諸般の事情から終了間際のこの日になってしまいました(4月19日(火)で終了)。
花期の早かった今年の桜ですので、この時期になるともうここの桜も最終盤を迎えており、最盛期の華やかさはもうありませんでした。
それでも、好天の週末とあって、広島市街地で見れる最後の桜見物に、老若男女多くの方々の姿がありました。
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東桜門から入場しました |
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通路で区切った花壇に艶やかな八重桜が咲き誇っていました |
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好天下、最後の花見に多くの来場者の姿がありました |
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会も最終盤とあって、会場は若葉の緑色が多くなってきていました |
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ゆったりと憩いながらの花見も良いものです |
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季節の移ろいの中で、春の清新さを感じさせてくれる会場でした |
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毎年変わる今年の花ですが、今年は「紅普賢象」とのこと |
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満開の「紅普賢象」 |
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《森湯谷のエドヒガン・広島県庄原市東城町》 4月16日(土)
要害桜を見てから森湯谷のエドヒガンを訪ねました。
千鳥別尺のヤマザクラ、要害桜と合わせて東城の三本桜の一角を形成する樹です。
これら3本の桜の中では例年花期が最も早く、今年もやはりもうかなり散っており、残った花弁もかなり色褪せた感じでした。
推定樹齢300年の古木ですが、今年はそこから80メートル程離れた森の中に
「エドヒガンの百年樹」が新たに公開されていました。
往年の300年樹に比べれば、実に若々しく勢いを感じさせる樹でした。
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今年も何とか森湯谷のエドヒガンに会えることが出来た |
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色褪せは否めないが、まだ花弁も多く綺麗な咲きっぷり |
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枝先まで花弁が残り、十分に鑑賞に耐え得る状態 |
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水の張られた田圃にその影を落とす |
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周りの杉林といつもながらに良いコラボレーションを醸している |
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枝越しに森地区を俯瞰する |
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往年の樹の背後の森の中に百年樹があるという |
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周りの樹林を切り開いて新たに公開された「百年樹」 |
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満開の百年樹、花に若い勢いが感じられた! |
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往年の樹は風格が違う! ここで2本の桜を見れることとなって楽しくなってきた |
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《要害桜・広島県庄原市東城町》 4月16日(土)
円正寺、金秀寺のしだれ桜が「散り始め」の頃を迎えているのなら、
もう東城町小奴可の要害桜はかなり散って見頃は済んでいるだろうと諦観しながらも訪ねてみました。
小奴可に入って遠目に要害桜を見てみると、何とまだ白い花弁がいっぱい着いていました。
何という自然の采配、何という幸運、まだまだ見頃で風が吹くと桜吹雪が舞うというおまけまで付いていました。
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小奴可を見下ろす高台の古城跡に立つ要害桜 |
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寝山の稜線を借景にして花はまだまだ見頃であった |
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要害桜越しに小奴可の集落と猫山を望む |
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別称「苗代桜」、要害桜は小奴可に春を運んできます |
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今年は枝の先まで花弁がびっしりと着いて見事に咲いたようです! |
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小奴可に吹く清風を感じさせてくれます |
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白滝山を背にして目いっぱいに咲いています |
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樹齢500年、堂々とした佇まいです! |
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薫風吹く季節が間もなくこの高原の里に訪れます |
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成羽川沿いの桜並木越しに要害桜を遠望 |
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金秀寺のしだれ桜・広島県庄原市高野町》 4月16日(土)
円正寺の西隣に金秀寺という浄土真宗のお寺があり、その境内庭先にも一本のしだれ桜があります。
円正寺のしだれ桜と共にこの金秀寺のしだれ桜を訪ねるのも例年愉しみにしています。
この桜も樹齢300年程の古木で、花弁がやや濃いピンク色をしているのが特色といえます。
ただ今年は、訪ねるのがちょっと遅くなったせいかピンクの色合いがちょっと弱いように思えました。
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金秀寺の山門下から山門と並び立つしだれ桜を仰ぎ見る |
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青空に向かって大きく伸びて枝垂れる |
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境内に向け豪快に枝垂れる! |
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狭い境内を屋根のように覆う天頂部 |
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境内に華麗に枝垂れ落ちる枝 |
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親鸞聖人も見てござるかな・・・!? |
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本堂の後背から見たしだれ桜 |
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金秀寺(奥)と円正寺(手前)のしだれ桜が並んで塀の外に向け枝垂れる |
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《円正寺のしだれ桜・広島県庄原市高野町》 4月16日(土)
寒冷地として有名な高野にある円正寺のしだれ桜が早くも満開との情報に遅きに失したかと危惧しながらも訪ねてみました。
花のピークを過ぎた直後の“散り始め”といった頃合いで、何とか見頃を押さえることが出来たと安堵しました。
青空も覗く好天の週末で、境内には茶店も出て、広島の桜の代表格の桜とあって沢山の花見客が訪れていました。
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円正寺山門前から樹齢350年程のしだれ桜を仰ぎ見る |
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左側のしだれ桜はかなり散った頃合ながらも力く枝を伸ばしていました |
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右側のしだれ桜は高く伸びた枝から時折桜吹雪が舞い降りていました |
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塀の上から外に向かって枝垂れる姿を見るのも楽しみのひとつ |
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茶店の床几に座ってのんびりと花見を決め込む |
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塀越しに高野の山野や街並みが俯瞰出来る |
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境内の移動は枝垂れた枝を掻き分けて・・・ |
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本堂裏のエドヒガンはただ今満開! |
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エドヒガンと共にコブシの花も咲き始めていた |
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境内後背の高台から円正寺境内を俯瞰する |
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《大虫のしだれ桜・広島県廿日市市虫所山》 4月10日(日)
友人が「あと数日で大虫のしだれ桜は満開になるよ」との情報を送ってくれました。
だが行ける日はもうこの日しかなかったので、ちょっと早過ぎるかと思いつつも出掛けることにしました。
廿日市市とは言え、旧佐伯町津田からまだ山間に分け入った僻遠の地です。
あまり情報は持ち合わせていなかったのでやや緊張しながら細い山道に車を乗り入れて行ってみました。
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大虫の集落の奥まった谷間で咲き進んでいた大虫のしだれ桜に初見です |
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根元近くには聖観音を祀る観音堂がありました |
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樹下にあった案内板によれば樹齢300年余ということになります |
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幹からこの樹が経てきた艱難辛苦を偲べそうです |
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満開には少し早過ぎましたが、ピンク色の花が綺麗に咲き進んでいました |
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蜜を求めて蝶もやって来ます! |
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大虫の山野をバックに綺麗に枝垂れています |
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周りには二世、三世の樹が育っていました |
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前日とこの日は「大虫さくら祭」が開催され、沢山の車と人の姿がありました |
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民家の軒下のステージでコンサートが開かれていました |
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民家を借りての催しや展示も盛況のようでした |
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《与一野のしだれ桜・広島県安芸太田町寺領》 4月10日(日)
安芸太田町寺領にある形の良いしだれ桜が今年も綺麗に咲きました。
山間の高台のマウンドの上に立って四周の景観の中に見事に溶け込んでいます。
昭和15年(1940年)の皇紀2600年奉祝の記念樹としてご当主が植えられたものことですので、
樹としては決して古いものではありませんが、その形と立地する環境に恵まれて
毎年実に多くの方々がその花期には訪れています。
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山間の素晴らしい環境の中で今年も見事に咲いた与一野のしだれ桜 |
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樹齢80年足らず、高さ12メートルほどの均整のとれた美しい樹である |
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田圃に水を張って頂き、桜はより美しく見えます |
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勢いを感じさせる天頂部の素晴らしい咲きっぷり |
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房になって垂れ下がる様が見事です! |
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地面すれすれまで枝を張ってその美しさを引き立てます |
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寺領地区与一野の里を見渡す高台に立つ姿が見事です |
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与一野の里からしだれ桜を見上げてみました |
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地区の家々も春の彩りに包まれています |
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ソメイヨシノもシバザクラも満開、将に春爛漫の与一野の里でした |
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《八重新地の桜並木・広島県北広島町千代田》 4月9日(土)
圓立寺のしだれ桜を見てからの帰路に旧千代田町後有田の八重新地の桜並木に寄ってみました。
志路原川の川土手約500メートルの間に100本程のソメイヨシノの桜並木が続いていました。
花は満開のピークを過ぎて既に散り始めの時を迎えていましたが、
散る花弁を眺めながらの川沿いの道の散策や河川敷での花見なども乙なものと思えました。
この日の夕刻には恒例の「新地さくらフェスタ」が開催されるとのことでした。
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ピークは過ぎたもののまだ見頃の桜並木に出会いました |
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河岸の車道を通行止めにして、「新地さくらフェスタ」の準備が進んでいました |
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気の早い地元の方々は日の高いうちからBBQ開始のようでした! |
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見上げればまだ見事な咲きっぷり! |
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この時期千代田では桜と共にコブシの花期を迎えます |
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河川敷の桜の下では若いお二人がお花見を決め込んだいました |
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野趣豊かな志路原川沿いに続く八重新地の桜並木 |
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岸辺ではコサギが餌を探していました |
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夜の帳が下りる頃にはボンボリに灯りが入るようです |
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とても伸びやかな所にある千代田の人々自慢の桜の名所です |
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《圓立寺のしだれ桜・広島県北広島町大朝》 4月9日(土)
豊平の中原を後にして大朝の圓立寺を訪ねました。
本堂前の庭に何度見ても見飽きない形の良いしだれ桜が立っています。
樹齢360年程度と言われる古木ですが、毎年見事な花を付けてくれます。
満開に近いという今年の咲きっぷりは如何であったでしょうか!?
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今年も本堂前で見事に枝垂れてくれていました |
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複雑に屈曲する幹と枝、それに天頂までびっしりと詰まった花弁が見事! |
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本堂と庫裏に向けて綺麗に枝垂れています! |
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美しい滝が玉となって流れ落ちる感じがなかなかに良い! |
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大朝の名峰・寒曳山を眺める |
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山門へ続く通路に枝垂れる! |
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山門脇からしだれ桜を振り返る |
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今日は本堂でお茶を頂けました |
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門前から塀越しに銘木を仰ぎ見る |
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塀を越えて門前にも枝垂れ掛る |
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《中原(小田掛)のしだれ桜・広島県北広島町豊平》 4月9日(土)
週末に広島へ戻ってきましたので、看板通りに広島の桜を追っ掛けてみました。
平野部のソメイヨシノは4月7日(木)の春の嵐で見る影もないほどに吹き飛ばされてしまいました。
これからは、いよいよ広島の桜も県北へと移って行くこととなります。
この日最初に訪ねたのは、旧豊平町中原の栗栖家の庭先に立つしだれ桜。
先代の結婚を記念して66年前に植えられた樹が見事に成長して楽しませてくれています。
最近は北広島町観光協会のホームページにも掲載されて訪れる人が多くなってきているようです。
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庭先の緩斜面に立つ満開のしだれ桜 |
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天頂部の咲き具合は見事なものです |
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枝垂れる姿は優雅です! |
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秀峰・龍頭山をバックに枝垂れる |
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豊平の風に揺れる枝先 |
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中原の集落が眺望出来る高台に立つ |
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豊平の名峰・龍頭山がシルエットになって飾る |
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見事な枝垂れ振り!青空が欲しい構図です! |
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ちょっとローアングルから狙ってみました! |
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今年はご当主が田圃に水を張ってくださいました |
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《石手川緑地・愛媛県松山市》 4月6日(水)
今回も引き続き看板とは異なり四国・愛媛の桜です。
昼食時に東温市の重信川桜土手を歩いてから松山市へと転じて石手川緑地を訪ねました。
松山の市街地を東から西に流れている石手川の河川敷に約6qに亘って公園が開かれています。
荒れ果てていた公園を市民や学生の力も借りて復活させ、
今では年代を問わず誰でものが利用出来る公園に生まれ変わっているとのことです。
園内に約1000本の桜があり、今では愛媛県内では屈指の桜スポットとしての評価ももらっているとのこと。
この日は新立橋辺りから石手川公園駅までの間を歩いてみました。
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石手川の流れに枝を延ばしたソメイヨシノ |
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立花橋から桜が枝を垂れる上流部を望む |
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新立橋の下流部で水面に影を落とした桜並木 |
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伊予鉄道の石手川公園駅は橋の上に電車が停まる正真正銘の橋上駅だ |
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子供からお年寄りまで使える公園、ここでは小学生がバスケットに興じていた |
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桜の花の下、子供たちはターザンロープに興じる |
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老若男女が桜の花の下でお花見弁当を広げていました |
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ボンボリを付けて花見気分を盛り立ている町内会もありました! |
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風に散る花弁を眺めながら憩う、とても贅沢な時間! |
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春爛漫の石手川緑地! |
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《重信川桜土手〜名峰を望む桜の帯・愛媛県東温市》 4月6日(水)
満開の桜に浮かぶ名峰を撮ってみたいというのが夢の一つである。
そんな夢に近付けたのがここ愛媛県東温市の重部川桜土手であった。
正式な地名は分からないが、松山平野を流れる重信川の見奈良橋と横河原橋の間の河岸であった。
満開の桜の帯の先に西日本最高峰・石鎚山や松山近郊の名山・皿ヶ嶺が浮かんだ。
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満開の桜に石鎚山が浮かぶ、残念ながら今年は早々に雪が消えてしまった |
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むくむくと咲き誇る満開の桜の上に皿ヶ嶺の山頂部が覗く |
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皿ヶ嶺の大きな山体の麓に重信川桜土手のピンクの帯が続く |
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重信川の河川敷にサイクリングロードと共に整備された園地が広がる |
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平日なれど花と陽気に誘われて多くの人々がやって来る |
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満開の桜の下の草地で寛ぐ花見客 |
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春休みだけに家族連れの姿も多い |
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桜の帯の上に皿ヶ嶺連峰の引地山が高い |
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皿を伏せたような形の皿ヶ嶺も桜の花によく似合う |
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石鎚山が一際高く聳える |
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《松山城・愛媛県松山市》 4月5日(火)
西条市の武丈公園から松山に戻った午後、その足で松山城に登ってみた。
満開の豪勢な桜に包まれた天主閣を想いながら赴いてみると、
天気も曇りがちで冴えない上に桜の花はピークをやや過ぎて華やかさを随分と失っている状態であった。
それでも訪れていた多くの観光客からは失望の声を聞くことはなく、
天守や桜の花を誉める声を聞くことの方が多かった気がした。
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松山城本丸に上がってみると3層の天守閣は満開の桜に包まれていた |
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満開の桜の花に彩られた天守閣 |
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桜の花の帯から抜け出した天主閣と南櫓 |
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本丸の桜は満開のピークをやや過ぎた頃であった |
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次から次に観光客が本丸へ登ってくる |
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見頃を迎えていた桜の古木 |
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本丸広場の南西部に建つ馬具櫓(手前)、太鼓櫓(奥) |
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天主閣の北西側を衛る北隅櫓を見上げる |
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満開の桜に包まれた太鼓櫓 |
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松山城址から遠く石鎚山の山塊を望む |
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《武丈公園・愛媛県西条市》 4月5日(火)
武丈公園(ぶじょうこうえん)は愛媛県西条市の加茂川の河岸に開かれた公園である。
江戸時代末期に俳号を「武丈」と称した当地の庄屋がここに住居を建てたことからこの名があるという。
市街地近くにあり、愛媛県でも屈指の桜スポットとして市民に愛されている。
この日も平日にも拘わらず、昼食時間になると続々と市民が車で押し寄せてきて、
河川敷に設えられた広い駐車場が瞬く間に埋まっていったのには驚いた。
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加茂川右岸の土手に植えられた桜並木 |
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土手上の道は桜のシーズンは車通行止めとなり花見客専用となる |
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公園を中心に1500本ほどの桜があるという |
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広々とした加茂川の河川敷と一体になった気持ちの良い公園だ |
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芝生の河川敷に思い思いにシートを敷いて寛ぐ花見客 |
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ランチタイムになり広い駐車場が瞬く間に車で埋まった |
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武丈公園の対岸(左岸)にも素晴らしい桜並木が見えた |
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左岸の桜並木を覗いてみると、ここは静寂に満ちた全くの別天地であった |
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見事な桜並木の後背には四国らしい険しい山影が覗いていた |
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ここでは贅沢な花見が楽しめそうだった! |
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《広島平和記念公園・広島市中区》 4月3日(日)
相生橋まで来れば平和記念公園に寄らずに帰る訳には行くまいと橋央のT字路を南に下って園内へ入った。
天気には恵まれていなかったが、園内に入ると内外からの大勢の観光客の姿があった。
原爆ドームや平和の鐘を見ながら元安橋の袂を過ぎると花見のゾーンへと入った。
日曜日のランチタイムで、桜の花の下では数多の人々が花見の宴を楽しんでいた。
原爆慰霊碑へと足を延ばせば、そこは静かな祈りの場、ここでも後背の景観の中に桜の花が覗いていた。
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相生橋から原爆ドーム、元安川の流れを見渡す |
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満開の桜に彩られた原爆ドーム |
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春爛漫!桜とチューリップが園内を飾る |
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大勢の観光客の姿がある園内 |
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慰霊碑の先にも満開の桜の樹が見られる |
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平和を祈りつつ老若男女が行く |
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満開の桜の花の下花見客が行き交う |
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花の宴たけなわ! |
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将に溢れんばかりの人出だ! |
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物議を醸した牡蠣船は無事に平和記念公園の対岸に移ってきたようだ! |
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《鯉城桜土手・広島市中区》 4月3日(日)
広島城を後にしてお気に入りの桜スポットである「鯉城桜土手」へと赴いた。
平和公園の北側の相生橋からその上手の空鞘橋周辺の本川の両岸に桜並木が続いている。
広々とした都市公園といった佇まいが好ましい。
満開の桜と春休み中の日曜日の正午過ぎとあって、河岸の園地は人、人、人で溢れていた。
ただ天気だけは、桜を引き立てようとはしてくれなかった・・・。
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相生橋から本川上流を望む |
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桜並木が続く本川左岸土手 |
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休日の昼の時間とて桜土手には大勢の人出だ! |
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人、人、人・・・・人の波だ! |
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青空の下で見たい満開の桜 |
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どこまでも人の波が続く |
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対岸の桜も満開! |
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本川左岸の桜並木を振り返る |
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空鞘橋西詰から下流方向を望む |
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空鞘橋上手左岸の河川敷は一大バーベキュー会場と化していた! |
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空鞘橋上手左岸の桜並木 |
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《広島城・広島市中区》 4月3日(日)
折角の桜の季節の日曜日なのに、どんよりとした曇空の一日となった。
満開に近い桜が映えないのは残念ではあるが、
限られた時間を有効利用するために広島市内に出掛けた。
先ずは広島城へ!やはり日本の城には桜の花がよく似合う。
広島護国神社から天主閣に向かって階段を上った右手にある「ミクルマガエシ」にも寄ってみた。
後水尾天皇がその美しさに車を返したという故事が伝わる桜である。
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北東方向から天守閣を望む |
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桜で彩られた天守閣東面 |
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桜の枝越しに天主閣を仰ぎ見る |
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堀沿いの桜並木を歩きながら天主閣を見上げる |
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天主台から桜に彩られた西堀を眺める |
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天主閣の足元から基町住宅街を望む |
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基町クレドビルを映す西堀 |
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将に「鯉城」! |
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一際大きく、艶やかな「ミクルマガエシ」の花 |
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広島城址の一角に咲く「ミクルマガエシ」 |
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《安芸の宮島・広島県廿日市市》 4月2日(土)
紅葉の季節の宮島は素晴らしいが、桜の花に彩られた宮島もまた素晴らしい。
春の広島を代表する景観の一つだと思う。
二大ホポイントを挙げると多宝塔の周辺と山辺の路の誓真大徳碑の広場から見た塔の岡の景観であろうか。
広島に桜が開花すると、先ず行ってみたくなる景観である。
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JR連絡船から多宝塔周辺の桜をバックにした大鳥居を望む |
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「誓真大徳碑」の広場から桜越しに塔の岡を望む |
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満開の桜に彩られた「誓真大徳碑」 |
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桜に包まれた多宝塔越しに大鳥居を望む |
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桜の園越しに多宝塔を望む |
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桜に包まれた多宝塔を遠望する |
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大元公園まで足を延ばすと静寂の世界が広がっていた |
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《神原のしだれ桜花・広島市佐伯区》 4月2日(土)
安野から宮島に向かう途次にシダレ桜で有名な神原がある。
見頃を定めるのがなかなかに難しい樹であるが、寄らない手はない。
樹齢300年を超えるという古木で、広島市街地からも近いのでなかなかに人気のある樹である。
現地に着いてみると、7分から8分の咲き具合であった。
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初代(右側)、二代(左側)に2本の古木が民家の庭に咲く |
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二代目は形がよく整った樹で、樹勢も良い! |
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初代は流れるように見事に枝垂れているようだ |
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満開ではないものの、二代の桜が揃い踏みをするとなかなかに見事なもの |
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手前が二代目、奥が初代のシダレ桜 |
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満開となれば、もっと大きく枝を広げた感じになろう |
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満開まで、あと1〜2日か!? |
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《安野花の駅公園・安芸太田町》 4月2日(土)
咲き進むのが鈍かった今年の桜であったが、ここ2日程の暖かさに満を持したかのように一気に開き、
広島地方気象台はこの日広島市の桜の満開を宣言した。
天気にも恵まれていなかったが、久々に広島に戻った週末のこの日は好天に恵まれ、
待ち望んでいた広島の桜見物に出掛けることとした。
先ずは、嘗ての花の駅と呼ばれた駅跡に拓かれた「安野花の駅公園」へと車を走らせた!
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ソメイヨシノ、花桃、レンギョウが揃って咲いて春爛漫の園内 |
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太田川が流れる山峡にあった可部線「安野駅」跡に拓かれた公園である |
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嘗てのプラットホームは訪問者の憩いの場となっている |
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地元の方々に丹精込めてお世話頂き、この豪奢な輝きに出会うことが出来る |
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谷間は春の歓喜に包まれている |
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駅から延びる線路敷跡には散策路が整備されている |
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菜の花に彩られた路盤 |
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駅跡から望む集落も春爛漫の時を迎えている |
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《温泉人気で人出の多い道後公園を訪ねる、桜はまだ2分咲き・・・》 3月30日(水)
花冷えでなかなか咲き進んでくれない今年の松山の桜である。
標題は「広島の桜」であるが、まだ松山近郊の桜を観察する日々を送っている。
この日はまた花曇りの一日、用件の隙間の時間に松山気象台の標本木があるという道後公園を訪ねてみた。
まだ2分咲きといった寂しい桜ではあったが、道後温泉の人気に沸く所だけに園内には観光客と気の早い花見客の姿も多かった。
園内の桜を見てから、温泉街にもちょっと足を延ばしてみた。
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湯築城の堀に影を落とす園内の桜並木 |
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まだちょっと寂しい桜の咲き具合ながら、大勢の観光客や花見客の姿があった |
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小高い本櫓跡にある展望台を飾る桜 |
勢いの良い所はこの位開花していた! |
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松山市街と道後温泉を結ぶ路面電車を眺める |
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堀に影を落とすソメイヨシノ |
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券売所に長蛇の列が出来ていた道後温泉本館 |
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道後温泉本館近くの桜は満開に近かった! |
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《桜の開花状況をチェック・・・、遅々としたソメイヨシノ》 3月29日(火)
ソメイヨシノの開花宣言が出てからもう7日目となった。
一般に桜は開花から1週間〜10日で満開を迎えると言われている。
その線で行けば、もうかなり咲き誇っていて良い筈なのに、
今春は冷え込みが続き桜の開花のスピードは随分と控えめになっているようである。
この日滞在している愛媛県東温市の桜の名所をちょっと覗いてみたが、
ソメイヨシノは概して未だ2分咲きにも行かない程度の咲き具合であった。
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ちょっと開き具合の良い一角でもこの程度(愛媛県森の交流センター |
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愛媛県森の交流センターで満開の桜は「オオシマザクラ」 |
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頭上まで桜色に染まるにはまだ数日はかかりそう! |
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重信川の桜土手ではオオシマザクラと陽光が満開であった |
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鼻曇りの空の下、早咲きの桜の饗宴 |
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《広島にソメイヨシノの開花宣言》 3月23日(水)
広島地方気象台が今日桜(ソメイヨシノ)の開花を宣言しました。
平年比で4日、昨年比1日早いということです。
残念なことに、この日は広島を離れて四国にいました。
滞在していた愛媛県の松山市でもこの日ソメイヨシノの開花宣言が出ました。
松山の東郊の東温市で開花した桜はないかと探してみると、土手上の日だまりに立つ樹の枝に見付けることが出来ました。
いよいよ春本番!
今年は桜の花の追っかけがちょっと難しい状況ですが、さて如何なるでしょうか・・・・!?
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愛媛県東温市の愛媛大学病院の外縁の土手上で花開いた桜 |
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